バイアグラと精力剤の違いは?

 

バイアグラと精力剤の違いは?

 

バイアグラには、性的興奮を促す力はありません。あくまでも全身の血流を改善して、ペニスへの血液供給を助ける薬です。一方、精力剤は身体の健康状態を改善して、勃起しやすい身体にする栄養剤のようなものです。

 

バイアグラは医薬品、精力剤は健康食品の部類で、医学的に効果が立証されているのは医薬品だけです。バイアグラは一時的に勃起を促す薬で、勃起不全や勃起障害を根本から改善する薬ではありません。

 

放火犯によって起きた火事を消したけれども、放火犯が捕まっていない状態と同じです。原因はなくなっていないので、薬を飲まなければまた同じ状態に戻ってしまう確率が高いです。

 

バイアグラは全身の血流を改善するので、それによる健康増進効果があるという報告もありますが、それだけでどんどん症状が軽くなるというものではありません。
ここで考えたいのが、精力剤の利用です。精力剤は健康食品のくくりなので、はっきりしたエビデンスはありません。

 

しかし、勃起不全や勃起障害改善に役立つ栄養素がたくさん含まれています。効果があるかどうかははっきりわからないけれども、使って悪いことはないということです。
精力剤によく配合されている成分には、アルギニンがあります。アルギニンはアミノ酸の一種で、血管拡張効果のあるNO(一酸化窒素)合成に関わっています。

 

血管拡張を促すNOの合成に関わるアルギニンが不足してしまえば、血液の供給量が不足して勃起不全や勃起障害になる確率が上がります。

 

アルギニンは肝臓や腎臓で合成されていますが、肝臓での合成分は肝臓で全て消費されてしまいますから、腎臓で合成されたアルギニンしか使えなくなります。
現代の食生活はアルギニン不足に陥りやすいので、不足分を精力剤で補うと良いです。

 

アルギニンはNO生成以外にも、成長ホルモンの分泌を促してくれる、血液の流れを改善してくれる、免疫力をアップしてくれる、などの効果により、勃起力をアップしてくれます。