ムイラプアマとは?

 

ムイラプアマとは?精力増強に効果あり?

 

ムイラプアマは南米アマゾンの熱帯雨林の中で育っている木です。低木で小さな白い花やスパイスの香りが特徴です。原住民の間では性活力の木として親しまれています。アマゾンの熱帯雨林のようにミネラルが豊富な場所でしか育たないので、ハーブの希少価値は高いです。ムイラプアマに含まれる成分には、ムイラプアミンやフォルバフェーネ、脂肪酸エステルなどです。それぞれは精力増強に直接的な効果はありませんが、一緒に摂取することで精力を上げることができます。

 

ムイラプアマ自体が珍しかったので、世界に知られるまでに時間がかかり、臨床データは豊富ではありません。欧米で人気を集め始めたのは20世紀になってからですが、ヨーロッパの探検隊たちは、原住民の暮らしぶりからムイラプアマの精力増強効果を知り持ち帰って研究しました。1990年にはパリの性科学研究所で、ムイラプアマの成分を投与した被験者の62%が性的な衝動を感じ、51%が勃起能力を向上させました。

 

ハーブ医学が進歩しているイギリスでは、ムイラプアマを勃起障害の治療薬に使用しています。現地のブラジルでも薬局方に登録することで、薬として認識しています。研究の多くは男性を被験者としていますが、女性のホルモンバランスへの影響に関しても進められており、これから新しい発見が期待されています。日本ではムイラプアマの根を医薬品の成分として配合することがあり、食品として販売する時は樹皮を使っています。

 

重篤な副作用の報告はなく、1983年のマウスを使った実験で毒性がないことが判明しています。ただし有効成分を凝縮したサプリメントを利用する時は、過剰摂取に注意します。

 

ムイラプアマにはクマリンという成分も含まれており、摂取しすぎると肝障害を引き起こします。ドイツでは体重1kgにつき0.1mgが上限としているので、用量を守るようにします。クマリンは抗血栓薬の作用を強めるので、医薬品を飲んでいる人は事前に医師に相談します。