精力剤の成分「トンカットアリ」

 

精力剤に使われている成分「トンカットアリ」とは?

 

トンカットアリとは、東南アジアに自生するニガキ科のハーブです。

 

インドネシアやボルネオ、マレーシアなどでは生命力や繁殖力の強さから滋養強壮を期待してトンカットアリの根を煎じていました。韓国の研究で滋養強壮効果が高麗人参のおよそ5倍もあると分かり、マレーシアでは栄養ドリンクに配合しています。有効成分は根に含まれています。精力剤で使われている理由は、テストステロンの分泌を促進するためです。

 

テストステロンは男性ホルモンの一種で、20歳をピークに次第に分泌量が減ります。女性にもわずかですが分泌されており、筋肉を強化したり体毛を成長させたりします。女性から魅力的に見られる男性はテストステロンの分泌量が多いとも言われ、「モテフェロモン」と呼ばれます。

 

トンカットアリは動脈硬化を防ぐ効果もあります。動脈硬化は体内の脂肪やコレステロールが酸素と結合して過酸化脂質になって血管に貼り付くことが原因です。サポニンという成分が高い抗酸化作用を持つので、脂質やコレステロールの酸化を予防します。

 

またカッシノイドとおう苦味成分には、抗ガン作用があります。精力増強に欠かせないアルギニンの量は、マカやクラチャイダムの方が多く含んでいますが、カッシノイドを含みながら滋養強壮効果を持つのはトンカットアリだけです。

 

トンカットアリは男性だけでなく女性も摂取することで、健康な生活を送れます。必須アミノ酸やミネラルが豊富なので、女性が摂取すればホルモン分泌に関わる脳下垂体に作用して、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を作用します。反対にエストロゲンが過剰になっていると分泌を抑制する働きがあります。

 

トンカットアリはホルモンバランスを整えることができるので、女性の不妊治療に有効です。トンカットアリは自然の中で育っているのでこれまでの実験で副作用が出たことはありません。ただし、サプリメントにすると製造段階で有害物質が加わる可能性があるので、商品選びには注意します。